5周年を迎えるにあたって
こんにちは、ブレイクコアネットレーベル「
OthermanRecords」で代表を務めております、Othermoonと申します。
やれマイナーだ、流行らないだと言われるブレイクコアをメインで運営してきてはや5年…、自分が未熟なために正直終始へろへろな運営で迷惑ばかりかけ通しでしたが、応援してくださる皆さま、そしてクルーに支えていただきながらなんとかひとつの区切りを迎えることが出来ました。本当にありがとうございます。
次の区切りである10年目も無事迎えられるよう今後も活動してまいりますのでこれからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
ブレイクコアの現状
さて、そんなブレイクコアの現状なのですが、当レーベル設立時の5年前と比べると、良い作品のリリースや重要アーティストの来日が続くなど、ブレイクコアを取り巻く状況は盛り上がってきていると思います。
そもそもブレイクコアは2000年代中盤に一度絶頂を迎えているのですが、その後ダブステップなどにアーティストが大量に移籍し、2000年代の末期にはその栄光は過去となったと言うに等しい状態になってしまっていました。
しかし、2010年代からは新世代のアーティストたちが登場し、今は彼らが成長して活躍を続け、第2の絶頂期への途上にあると感じています。
特に本場であるベルギー、フランス、イギリスと言った西ヨーロッパでの盛り上がりはブレイクコアのみで500人超を集客するなど凄まじいものがあります。
とは言え人気はまだまだ地域に留まっている印象があり、2000年代中盤の黄金期のように世界で同時多発で盛り上がる所までには至っていないので、新たなスターの登場などなにかしら火が点くきっかけが望まれるところです。
日本のブレイクコアシーン
翻って我が日本の状況なのですが、ヨーロッパに比べるとシーンは小さいものの、私の伝え聞く限りではアメリカなどに比べますと全然盛り上がっているようです。
具体的な地域で申し上げますと、日本のブレイクコアの聖地大阪、そして有力アーティストを多数抱えるFuckokaさんなど、西日本に主に強力なアーティストが多い傾向にあると思います。また、北陸もアーティストが点在しており隠れた強力な地域です。
東京の状況については、やはり本場大阪に比べるとまだまだ盛り上がりは途上かと思われますが、
Murder Channelさんや
Total Destructionさんのような、強力なアーティストを招聘できる確かなパーティがありますので、これからの展望に期待が持てると思います。
また、私どもアザマンも在京レーベルですのでイベントやアーティストの発掘など、微力ながら貢献させていただけていれば良いなぁと思っております。
これからにむけて
ともあれ、ブレイクコアは確かにマイナーかもしれませんが、レーベル活動を通じて好きな人、興味のある人、そしてトラックメイカーは決して少なくないことを日々感じております。
その実感を日々受け止めながら、日本のブレイクコアシーンのさらなる飛躍を願ってマイペースながら安定的に活動を続けていきたいなと思っております。
そんなわけで、これからもリリース、イベントなど続けてまいりますので、
次なるアザマンをどうぞよろしくお願いいたします!